私がしばらくしかめっ面でいると陸はくすっと笑った。






そして、、





「やっぱりお前と一緒にいると楽しわ」



と優しい笑顔で私に言った…


「ほら、ねぼすけの誰かさんのせいで遅れたんだから学校まで走るぞ。負けた方ジュース奢りな。」



陸は私にそう言って先に走っていった。





ずるい。陸はずるいよ。。
いつもそうやって優しい笑顔で私の心を奪っていく。


ねぇ、気づいてる?
私は昔も今もずっと陸のことが………。



私は今日も届かない気持ちをしまい込んで陸を追いかけて走り出す。