大切な2人が死んでしまうかもしれない。


そう思っても、やっぱり自分が死ぬことが恐ろしくて『死んでもいい』なんていう事はできなかった。


「それならお前を生き残らせてやるよ」


男はそう言い、友香を廊下に残して会議室へと入って行ったのだった……。