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相変わらず2人は幸せそうにほほ笑んで目を閉じているだけだった。


『起きろよ!! 起きろよクソ野郎!!』


何度も何度も叔父さんの体を蹴った。


蹴って蹴って、その服が土色に変わった時、心太朗はようやく蹴るのをやめてぼうっとその場に座って妹の顔を見ていた。


『綺麗だな……』


微笑んで目を閉じている妹と叔父さん。


2人が並んで息を引き取っている様子を見て、そう呟いた。


『幸せ、だったんだな』


そう呟きながらボロボロと涙がこぼれて来た。


妹は幸せだった。


妹は望んで死んだ。


妹は死ぬことで愛する人と一緒になる事ができた。


そう思い込まないと、心太朗の心が壊れてしまいそうだったのだ。


死ぬことは、幸せなことなんだ……。