「友香、ごめんね、大丈夫?」
美夏と真子が心配して近づいてくる。
2度とも友香に投票させてしまったことを気にしているのだ。
「……大丈夫だよ」
そう返事をしながらも、友香は自分の足をキツク抱きしめたままだった。
「次はあたしがやるから」
真子がそう言う。
友香は小さく笑顔を浮かべて頷いた。
この投票には時間制限がない。
だからといってあの男がいつまでも待ってくれるとは思えなかった。
だから友香は自分が我慢すればいいと思い、自らパソコンの前に座っていたのだ。
「え~、結果が出たね。今回もスクリーンに表示していくから」
男がそう言い、スクリーンを下ろして電気を消した。
友香は今にも泣きだしてしまいそうな思いでスクリーンを見つめた。
Aチームが投票されている可能性だってある。
美夏と真子が心配して近づいてくる。
2度とも友香に投票させてしまったことを気にしているのだ。
「……大丈夫だよ」
そう返事をしながらも、友香は自分の足をキツク抱きしめたままだった。
「次はあたしがやるから」
真子がそう言う。
友香は小さく笑顔を浮かべて頷いた。
この投票には時間制限がない。
だからといってあの男がいつまでも待ってくれるとは思えなかった。
だから友香は自分が我慢すればいいと思い、自らパソコンの前に座っていたのだ。
「え~、結果が出たね。今回もスクリーンに表示していくから」
男がそう言い、スクリーンを下ろして電気を消した。
友香は今にも泣きだしてしまいそうな思いでスクリーンを見つめた。
Aチームが投票されている可能性だってある。



