しんちゃんが家を出て行き卓哉と私は鍵をかけて家を出た



一緒に学校に行って大丈夫なのかなぁ…



「今、一緒に行って大丈夫か心配してた?」



「あ、うん。」



勘鋭い…



卓哉には隠し事できなさそう



「なんかされたら言えよ。」



「分かった」



案の定、学校に行くまでにいろんな女子や男子にチラチラ見られた



やっぱり別々に行けば良かったー…



「俺ら同じクラスらしいけど何組だろ…」



そういえばそうだ…



高校二年生になって後輩も入ってくるんだ



「七海ぃー!」



「佳代おはよー」



高校一年生で同じクラスだった親友の佳代