北野 舞花side 次の日。 「そろそろ行くわよ。」 「うん。お父さんじゃあね。」 これから仕事のお父さんと別れ、お母さんと車でおばあちゃん家に向かう。 数分後、おばあちゃん家に着いた。 「お母さん、大丈夫?」 お母さんがソファーに座ってるおばあちゃんにそう問いかける。 「わざわざありがとねぇ。舞花も、こんなに成長しちゃって。」 おばあちゃんは元気そうで安心する。