「へ、とけ…って、11時!?」 どうやら私は11時まで呑気に寝ていたようだ。 「す、すみません!こんな時間まで…」 人様の家なのに…まったく、わたしは…。 「…はぁ、わかったならいい。早く着替えてこいよ。」 「は、はい!」 先輩は呆れたように部屋を出ていく。 …悪いことしちゃったなぁ。 そう思いながら私はテキパキと支度をし始めた。