「レオくん……ありがとう」
「いいえ、どういたしまして」
わたし、頑張って、みる……。
わたし、夏目さんと……お友達に、なりたい。
レオくんからもらった勇気で、今ならなんでも出来ちゃいそうな気さえしてくる。
「レオくんは……神様、みたいっ」
「……え?」
「キラキラしてて、人気者で、眩しい……」
こんなにもわたしに元気をくれる、わたしの神様……。
「ほんっと、面白いねみーこちゃんは」
一体なにが面白いのだろうか、ツボに入ったようにくすくすと笑い始めたレオくんに、首を傾げた。
終始笑い続けるレオくんに、頭上にはてなマークが浮かぶ。

