レオくんの綺麗な瞳をじっと見つめながら、思い切って聞いてみた。


「え?」と驚いた表情をした後、頬をかきながら考え込むレオくん。



「んー……そうだな。その気持ちを、相手に伝えたらいいんじゃない?」

「気持ち?」

「みーこちゃんが仲良くなりたいって思う人に、友達になりたいって気持ちを伝えたらいいんじゃない?」



わたしが、友達になりたいって、気持ち……。



「大丈夫。みーこちゃんは良い子だから、きっとたくさん友達出来るよ」



わたしの髪をくしゃくしゃにしながら頭を撫でてくれるレオくんに、今度は嬉しくて泣いちゃいそうになる。


レオくんがそう言ってくれるなら、ほんとに大丈夫になる気がした。