「お前、最近何してんの?」
昼休み、教室でご飯を食べているとき、急に浅坂透馬(あさざかとうま)が俺に聞いてきた。
透馬とは、小学校の時からの付き合いで、なぜかずっと同じクラスという腐れ縁だ。
「は、何が。」
「何が、ってこっちが聞きたいよ。
中庭見たり、移動教室の時はすれ違う女子たちの顔じーっと見て。
女子たちが騒ぎに騒いでうるさいんだよ。」
「...探し物。」
あまり深く突っ込んでほしくない俺は、いつもより不愛想に返した。
俺の顔は、どちらかというとかわいい系、らしく。
サッカーではレギュラーをやっているというのと、この顔立ちのギャップで女子たちに騒がれている、らしい。

