3年前の君へ 〜下駄箱536の1つ下の秘密〜






「お前、最近何してんの?」

昼休み、教室でご飯を食べているとき、急に浅坂透馬(あさざかとうま)が俺に聞いてきた。

透馬とは、小学校の時からの付き合いで、なぜかずっと同じクラスという腐れ縁だ。

「は、何が。」

「何が、ってこっちが聞きたいよ。
 中庭見たり、移動教室の時はすれ違う女子たちの顔じーっと見て。
 女子たちが騒ぎに騒いでうるさいんだよ。」

「...探し物。」

あまり深く突っ込んでほしくない俺は、いつもより不愛想に返した。

俺の顔は、どちらかというとかわいい系、らしく。

サッカーではレギュラーをやっているというのと、この顔立ちのギャップで女子たちに騒がれている、らしい。