そして、俺の高校時代を思い出す。 ・・・やっぱり、いない。 俺の高校時代の思い出の中に、目の前の彼女はいなかった。 (あくまで夢の中での話。) 『同じ高校だったの?』 半信半疑といったような声で、彼女がアルバムを開き始めた。 『・・・嘘。』 暫くして、彼女があるページで指を止め、驚いていた。 『これ、私だよ。』 彼女がそういって、指さしたところに顔を向けた。 その瞬間、なぜかスローモーションになった。