彼女の名前は、わからない。

俺が、彼女の名前を呼ぼうとすると、いつも目が覚める。

そこだけは思い出そうとしても、思い出せないのだ。



・・・これくらい、かな。

ノートにまとめてみると、だいぶ見やすくなった。



んー、やっぱり不思議な夢だ。

でも、なんかリアルなんだよなあ。


俺の通っている大学は、俺の志望大学だし、通っている学科も行きたい学科だし。


もしかして、正夢?

予知夢...?


んー・・・


全く分からない・・・。





このころの俺には、不思議な夢、という風にしか思えなかった。