『本当に私の事をよく知っているんですね!

 ちょっと驚きました。

 そうなんです。
 焼き鳥はモモとねぎまが一番です。
 それに敵うものはないですよね。』



そう書いて、机の中にしまった。

手紙の返事を書くのはすごく楽しくて、なんて書こうかな、と考えるだけで私は自然と笑顔になっていた。


帰り際、写真を取ってからいつもの下駄箱の中に、手紙を入れた。