そう思った俺は、自転車でショッピングモールに向かった。 自転車を止め、入り口のほうへ向かうと、そこには女性の後姿が。 夢と重なるその瞬間に、俺の心臓はドクンと音をたてる。 ————嘘だろ。 後姿の女性は、3年経っても奏音さんだと、わかった。 ・・・まさか、本当にこうなるなんて。 俺は思わず声をかけた。 「奏音さん!」