はじめての決闘の翌日、僕はとんでもなく注目されていた。少し目立つ勝ち方をしたから仕方ないけど僕は思った。僕より僕を見ている彼らの方が普通目立つと思う。なぜなら、僕より彼らの方が個性的だからだ。僕の前の席に居る根坂徹君は、いつも念仏を唱えていたし、僕の後ろの席に居る金木さんは、4足歩行をしたりする。