隣を見ると、丁度今登校してきたらしい穂乃香だった。
どうやら横を通りすぎるときに話が聞こえてしまったようだ。
後ろの席の筈だが、穂乃香は興味深々に隣にしゃがみ込んだ。
「穂乃香かぁ。おはよう」
「昨日うちが見た恐い夢の話、琉衣の彼氏に相談しようと思って」
「マジで?あたしにも聞かせてよ!」
穂乃香の言葉に、三森は二つ返事で承諾する。
そして徐々に人が増えてきた教室を見渡して、ひっそりと声のトーンを落とした。
「女の人載せたまま、家に帰ろうって事になって道路を走ってたんだけど、工事してて別の道に誘導されたのね」
うんうん。と頷きながら穂乃香が先を促す。
「いつもと違う道を走ってたら行き止まりになって、そこに大きな病院があったの」
どうやら横を通りすぎるときに話が聞こえてしまったようだ。
後ろの席の筈だが、穂乃香は興味深々に隣にしゃがみ込んだ。
「穂乃香かぁ。おはよう」
「昨日うちが見た恐い夢の話、琉衣の彼氏に相談しようと思って」
「マジで?あたしにも聞かせてよ!」
穂乃香の言葉に、三森は二つ返事で承諾する。
そして徐々に人が増えてきた教室を見渡して、ひっそりと声のトーンを落とした。
「女の人載せたまま、家に帰ろうって事になって道路を走ってたんだけど、工事してて別の道に誘導されたのね」
うんうん。と頷きながら穂乃香が先を促す。
「いつもと違う道を走ってたら行き止まりになって、そこに大きな病院があったの」
