「もちろんですよ。私たちはあなたの為に在るのですから」


「いつでも頼ってよ、織姫♪」


「織様なら大丈夫ですよ」


「無理はすんなよ」



「うん!ありがとう!!」


(がんばらなきゃ…!)



胸の中の不安はひとまず他所に、こうして私の女将としての日々が始まった。