イケメン従業員に囲まれて〜若女将、奮闘中〜


「うん、今日も完璧だな!」


葵は満足そうに頷いている。


「じゃあ、そろそろ女将の所に行こうか」


「うん、そうだね」


葵と2人で部屋を出ると、そこにはすでに樹と千歳、それに嵐が待っていた。


「準備ができたようですね。それでは参りましょうか」


樹のその言葉を合図にみんなでママの元へと向かう。


(どんな話なんだろう…。ママから呼び出しなんて初めてかも…)


そんなことを考えているうちに、ママの待つ部屋に着いた。