イケメン従業員に囲まれて〜若女将、奮闘中〜


午後の授業も終わり、翠と別れて家へと向かう。

もちろん、千歳と嵐も一緒。


「織様、今日告白きてきた男にしつこく迫られたって聞きましたが…」


ふいに、千歳が昼休みのことを聞いてきた。


「あ、うん。てかなんでそれ知ってるの?」


「樹さんに会ったので、その時に聞きました。何もされませんでしたか…?」


「うん、ちょうど樹が来てくれたから」


そう答えると、千歳はほっとしたような表情になった。


「危ない奴もいるかもしれないし、気を付けろよ」


嵐も心配したような、呆れたような顔でそう言った。


「うん、気を付けるね。2人とも心配してくれてありがと」