イケメン従業員に囲まれて〜若女将、奮闘中〜


男子生徒に連れられて、やってきたのは屋上。


「あの、どんなご用件でしょうか…」


沈黙に耐えられずにそう聞くと、


「月ヶ瀬さん、好きです!僕と付き合ってください!」


突然の告白。驚いて声を出せずにいると、


「急にそんなこと言われても、びっくりしますよね。でも本当に月ヶ瀬さんのことが好きなんです」


「あの、気持ちは嬉しいんだけど…ごめんなさい」


「…やっぱり、桐生くんか御景くんと付き合ってるっていう噂は本当だったんですか?」


(……は?私が千歳か嵐と付き合ってる……?ないないない!!ありえないでしょ!)


突然意味不明なことを聞かれて混乱する私。でもそんな事実はないんだから、とりあえず否定しなきゃ。


「私は千歳とも嵐とも付き合ってないよ!確かによく一緒にはいるけど…仲良い友達って感じだから…」


(さすがに私のお付きです、とは言えない)