午前の授業が終わり、お昼休み。
翠とお弁当を食べようと準備していると、
「織様!」
「織」
千歳と嵐が私の元へとやって来た。
「…様はやめて。何?」
「すみません、織。一緒に昼食を食べてもよろしいでしょうか?」
申し訳なさそうな顔で千歳が聞いてきた。
「あんたたちが一緒だと周りが騒がしくなるから落ち着かないんだけど」
2人と一緒なのは嫌じゃない。でも、常に周りに人がたくさんいるのは、ちょっと勘弁してほしい。
「今日の弁当の感想も聞きたい」
嵐がそわそわしながらそう言った。
「お弁当の感想なら後ででもいいでしょ。それに嵐の作ったお弁当ならいつもおいしいから大丈夫だよ?」
そう言うと、嵐の顔が少し赤くなったように見えた。
「そうか、じゃあ後で」
「またね、織」
