超純な彼と微不純な彼女 【2人だけの夜】



カウントダウンが始まった~


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涙を拭った唇が、今度は私の唇に重なった。



「響くんダメよ、風邪が、風邪がうつっちゃうよ」



「俺が……流奈の風邪とってやるよ」




って……響くんが………




とろけそうな甘いキスを……




  その時だった!



コンコン~コンコン~




って部屋がノックされた。




もぉ~せっかく、いいとこだったのに、お父さんだって、お母さんだって、お姉ちゃんだって絶対に許さないんだからっ!