いくら卸売り市場の寿司屋は安いからって……言っても……



気が付いた時には、私と愛理……もうお腹が破裂しそうな程パンパンになってて………。




そこへ、バイトを終えた響くんがやって来て……。



値段聞いた響くんの横顔……ん?
一瞬、目玉飛び出すんじゃないかと思うくらいビックリしてて……



響くん、ごめん、ごめん、ごめんねって心で叫んでも、もう後の祭り……。



響くんが1日働いたバイト代は、もう時は既に遅し、
私と愛理のお腹ん中で……。



響くんがこっちを見た、いつもと変わらないあの優しい顔で……



「帰ろうかっ♪」
って………。