遥「珠明。そんな、悲しそうな顔するな。絶対、大丈夫だからな。」

珠明「遥は相変わらず強いね。」

遥「強くなんかないさ。でも、俺を強くさせてくれたのは大切な人を守りたいっていう思いから。だから、珠明のおかげ。」

珠明「恥ずかしい。」

恥ずかしがり屋になったんだな。

珠明って恋愛に関しては0だもんな。

遥「なぁ。」

珠明「何?」

遥「俺が眠ってた間に男と関係持ってない?」

珠明「持つわけないじゃん。遥のことこの3年間ずっと思ってきたのに。」

遥「なら、良かった。」

珠明が天然ということ以外はまぁ、心配要素ねーんだよな。

珠明「不安になった?」

遥「あんまり。弱い奴にそこまで興味ないだろうし。」