弓矢『病院来たら、すぐに遥の部屋に行け。それで遥に3年間の全てを話せ。』
珠明『遥の負担にはならないの?』
弓矢『逆に知らないことが負担になってるみたいだ。』
それならいいんだけど…。
珠明『分かった。じゃあな。』
弓矢『芹明と一緒には来れないんだな。』
珠明『あの子は今、琥珀と同居中。下手に族の人間といられない。』
でも、仕方ない。
弓矢『芹明の闇は医者の俺でも救えない。』
珠明『もう琥珀にかけるしかない。』
琥珀なら何かしらしてくれるはず。
そう信じたい。
信じさせて。
弓矢『じゃあ、病院でな。』
さっさと行くか。
友夕「気をつけてねー」
バイクでいいか。