連「夕飛の過去、初めて聞いた。俺じゃ聞き出せなかったのに芹明はすごいな。」
夕飛「芹明さんって、本当に姫蝶じゃないんですか?」
もう、この際だからバレてもいい。
私は髪を耳にかける。
夕飛「!!!」
芹明「お前には隠してても意味がない。琥珀も私が姫蝶である事を知っている。」
夕飛「姫蝶じゃなきゃ、俺の過去を聞き出せなかっただろうし…友夕の闇にも気づかないと思ったから。」
芹明「そんな、無駄話はどーでもいい。とりあえず、月那!今日は友夕から何があったか聞く事。友夕と2人きりになりたいならここにくればいい。ここで2人で話せ。」
夕飛「本当にありがとうございます!」
芹明「お礼を言うのは友夕が闇から救われてからだ。お前はだいぶ救われたな。」
もう、こいつは大丈夫だろう。


