芹明「お前の過去はわかった。でも、友夕は過去がわからない分、今を苦しんでんじゃねーのか?」
夕飛「えっ?」
芹明「世界No.1の蝶蘭だからとか世界No.2の白虎だからっていうのは関係ないんだよ。愛は格下も格上も関係ない。気持ち次第でなんとかなる。だから、月那が友夕を救う。友夕に触れられないならそばにいてやればいい。話を聞いてやればいい。それだけでも友夕は救われる。」
夕飛「わかった。今日の夜…なんとかやってみる。」
芹明「ついでに気持ちを伝えるのもいいかもな。もしかしたら、記憶が戻るかもしれない。友夕は強い子だ。記憶が戻って闇に染まってもきっと大丈夫。蝶蘭の人間が救い出す。」


