My☆Destiny

そう思ったのが間違いだったのか。





私はまだ赤信号のまま、一歩足を踏み入れようとした。





急に我に戻った・・・・のも遅かった。



絶体絶命!!




轢かれる―――――――!!!





そう思ったその時・・・・。




「危ないっ!!」



誰かが私を叫んでいる声が聞こえた。




そして。


今にも轢かれそうになった私を、助けてくれた。




た、助かった・・・。


今この人が助けてくれなかったら。



私は、死んでいたかもしれない・・・。