My☆Destiny

もう自分をコントロール出来なくなって。




先生に頼まれてた資料をその場に落として。



無我夢中で図書室を出て。



冬実がいる屋上へと走っていった。








「春美ーどうしたの?遅かったね」



「・・・うん」



「元気ないじゃん。・・・どうしたの?」



「冬実――――――!!」

そう叫んで冬実に抱きつく。




「ちょ、春美?どうしたのよ?」



さっき起こったことを。



丁寧に言葉を探しながら話し出した。