My☆Destiny

「妃~。これ、図書室へ持って行ってくれないか?」

担任の先生に呼ばれた。




「はい、分かりました」




「春美、じゃあ先に行ってるね」




「うん。ごめんね」


頼まれた資料を持って、図書室へ向かう。



教室に遠藤くんの姿は見えなかった。










ガラ。




図書室のドアを開けて入る・・・と。


「おいおい、遠藤。最近妃さんと仲いいじゃん?お前ら付き合ってんの?」
どこからか男子たちの話し声が聞こえる。