My☆Destiny

おかげで、高校生活を楽しく過ごせてるし。



冬実にはとても感謝してるんだもの。




冬実は大切な友達。










―――――どのくらい経ったのだろう?



気付けば、外はもう暗くなってて。




だんだん夜に近付いてる。




「ふう・・・。私もそろそろ帰るか」



ため息交じりで独り言を言う。





帰ろうとしてドアに向かおうとした・・・ら。





―――タタタ・・・・。



誰かがこっちに向かって走ってくる。