「お兄様、どうしたんですか?」
冬実が兄貴に話しかける。
「やだなあ、冬実ちゃん。俺のことは拓夢でいいよ」
「そんな・・・・先輩に向かって呼び捨て出来ません」
「いいって。それより一緒に帰らない?」
「え!いいんですか?」
「もちろん。一緒に帰ろうと思って迎えに来た」
「わあ、感激です!・・・春美、いい?」
心配そうに私を覗き込む。
うっ・・・。
冬実のこういう顔に弱いんだ。
深くため息をついて口を開く。
冬実が兄貴に話しかける。
「やだなあ、冬実ちゃん。俺のことは拓夢でいいよ」
「そんな・・・・先輩に向かって呼び捨て出来ません」
「いいって。それより一緒に帰らない?」
「え!いいんですか?」
「もちろん。一緒に帰ろうと思って迎えに来た」
「わあ、感激です!・・・春美、いい?」
心配そうに私を覗き込む。
うっ・・・。
冬実のこういう顔に弱いんだ。
深くため息をついて口を開く。



