教室に戻って話を続ける。
相変わらず冬実元気。
「ねえ・・・その”様”ってやめようよ。いつもじゃ人のこと”怪獣”呼ばわりなんだから。あんな兄貴に様って言葉は似合わない」
「いいじゃない。私にとっては王子様なんだから」
「王子様って・・・」
私にはそんな風には思えません。
でも・・・冬実が好きになったからには仕方ない。
「ねえ、春美。協力して・・・くれるよね?」
心配そうに聞いてくる。
相変わらず冬実元気。
「ねえ・・・その”様”ってやめようよ。いつもじゃ人のこと”怪獣”呼ばわりなんだから。あんな兄貴に様って言葉は似合わない」
「いいじゃない。私にとっては王子様なんだから」
「王子様って・・・」
私にはそんな風には思えません。
でも・・・冬実が好きになったからには仕方ない。
「ねえ、春美。協力して・・・くれるよね?」
心配そうに聞いてくる。



