俺はうっすらと目を開けると
知らない天井で驚いて
勢いよく起きた。


辺りを見回して見ると
やっぱり見たことない所で


なんで俺がここにいるのかも
わかんなくて


考え込んでいると
「あら!起きたの!身体は?辛くない?」


って40代?くらいの女の人が
エプロン姿でそう言った。


俺は戸惑いを隠しきれなくて
答えも曖昧にすると


「あ〜そっか。昨日、娘があなた熱あるから
って家に連れてきたのよ。
それでまだ頭がついてこないかもだけど
お粥作ったから持ってくるわね。」


と言ってその人はどこかへ行ってしまった。
すると入れ違いで


同い年くらいでやせ型の女の子が来て
「あー!大丈夫なの!?」


って女特有の高くて明るい声で言った。
しかも、この声…昨日聞いた気がする。


さっきのお母さん?みたいな人が
言ってた娘ってこと人かな?