アルダ姫の大冒険

「そうじゃのぉ。
わしらが何百年も眠ってたんだから、
いまからだと大昔かの。
わしらが石像になる前じゃ。
竜王と魔神が戦ったんじゃ。
これはしっとるかの?」

アルダはこくんとうなずいた。
町長はそれを確認すると再び話始めた。

「そのとき、竜王と一緒に戦った5人の騎士をしっとるかな?」

アルダは首を振った。
町長は微笑んでまた話を始めた。

「その5人の騎士は、竜王の住む神殿を守り、
竜王と共にすごし、この世界を守っていた神官だったんじゃ。
しかしな、2人は魔神との戦いのなかで命を落とした。
だが、子孫を残し、いまもなおこの世界で続いてるはずさ。
で、残りの3人は竜王をなくしたいまも、
竜王がいつか復活することを信じて
竜王の神殿を守っておるのはずじゃ。
わしらは長い間石と化していたので憶測じゃがな。」

ここで町長はひとつ呼吸をした。

アルダたちの背中に冷や汗が流れた。