大鎌をふる余力がほとんどないアルダは袋から悪魔の爪を取り出し、
手にはめた。

そして勢いよくディースの核にあたる頭を引き裂いた。

ディースの首から上はゴロリと転がり落ち、
体とともに灰になって消え去った。

「ふぅ…。」

アルダはひとつ息をこぼし、意識を失った。