TUBASA ~つばさ~


光さんは私を強く抱きしめる。



「やっぱり君はシンデレラだったね」



.........?



「僕の手をすり抜けて行ってしまう、シンデレラ。ガラスの靴は斗馬くんのものだった」





.....光さん。



「君の心はまだ斗馬くんのものだ」



ごめんなさい、光さん。


涙が。




「行っていいよ.......僕は大丈夫だから。璃子からも、君からも飛び立つよ」




光さん.....。





光さんは私を抱く腕を緩めた。



「さあ、行って....」