龍と羽と天才【完】



颯志side


「サンキュ……」



互いを意識しあっている2人が玄関先から動かない

はっきり言って邪魔。とても。
出るに出られないんだけど…


輝も飽きてきそうだ…

なんてことをレイを撫でながら思う




「あの二人行ったか?」

「いや、まだ。兄ちゃんなんか言ってきてよ」



そんな不満を兄にぶつける
隣に座り、一緒にレイを撫でる兄


「まぁまぁ、いいじゃねーか」

「どこがだよ……」



碧羽と一緒に風雅の仕事をしていて、皇と関わって、アイツが信頼出来るやつだということは分かってる

でもな、碧羽を傷つけるかはわからない
碧羽にはまだ言ってないが、アイツは東の神岡組の若頭

しかも、貴良とは敵対している
油断はできない……けどな、碧羽が信頼しているのなら、俺は手は出さない


ま、頑張れよ



颯志side end