「じゃあ、頼むな。」
「うん、任せて!」
黒澤くんから仔猫を受け取って腕の中で包む。
うわぁ、毛がふわふわっ。
けど少し汚れてるかも。
家に帰ったらお風呂にいれてあげよう。
頬をスリスリしてくる仔猫。
ふふ、名前は何にしようかな?
「じゃあな。」
黒澤くんは、私の腕の中にいる仔猫を見ると安心したようにホッと安堵を溢して
スタスタとその場を去ろうとする。
そんな黒澤くんを必死に止める。
「ま、待って!
家すぐそこにあるの。寄ってかない?
あの…その猫の世話の仕方とかおしえてほしいなぁ…なんて思ってたり。」
…な、なんか苦しい。
でも、せっかく会えたんだから。
もう少し一緒にいたい!
そう思うのは変化かな?

