精一杯の想いを君に贈る*この想いは君にだけ

☆ * 

鈴奈side


ざわめく館内。


周りには、家族で来ている人たち、友達で来ている人、恋人で来ている人。


私と黒澤くんは、端たから見たらいったいどんな関係に見えるのかな。


もしかして…こ、ここここ恋人に見えるのかな!?


だったら、ちょっと嬉しいなぁ。


思わず、顔がにやける。


「…おい。」


「?」


突然、不機嫌そうに私を見上げてくる黒澤くんに首を傾げる。


眉に皺が寄っていて鬼のような顔。


…どうしたのかな、黒澤くん。