☆* 「懐かしいね、ここの場所。」 「…あぁ。」 悠くんと手を繋ぎながら、噴水の前に立つ。 ソッと瞳を閉じれば、いろんな思い出が浮かぶ。 ねぇ、悠くん。 私達いろんなことがあったよね。 図書館で勉強して、 デートにいって、猫を拾って 海で助けてもらって、想い伝えて… どれも大切な私の思い出。 私達は、素直になれなくて、不器用で 伝えているようで、伝えていなくて 届いているようで、届いていなくて お互いに傷つけあった時もあった。