喉がカラカラで上手く声が出ない。 「鈴っ!」 ベットから起き上がろうとする私に抱きつく黒澤くん。 なんだか、体中が痛い。 「よかった…っ、目を覚ましてくれて…」 体が上手く動けない。 だけど、こんなときでも頭に埋め尽くされる疑問。 「黒澤くん…なんで私の名前…」 どうして…っ。 ――――どうして、私を"鈴"って呼んでるの?