────────── ─────── ──── 鈴菜side 「…ずっ…」 あぁ、優しい声が聞こえる。 私の大好きな声。 「…す、ず」 眩しい太陽の光と、私を呼ぶ声が聞こえてきて、ずっと重たかった瞼を開く。 …んっ。 「鈴…?」 目は開いてるはずなのに意識が朦朧として焦点があわない。 だけど、名前を呼んでくれた彼の為にもなんとか声を出したくて、 「…く、ろ…さ…わく、ん。」 必死に掠れた声で彼の名前を呼んだ。