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悠斗side



───────ガラガラ…




病室のドアを開けて、ベットに眠る彼女に微笑む。


「鈴、おはよう。」



彼女からの返事はない。


彼女は事故にあってからいまだに目を覚まさない。


もうすぐ事故の日から1週間がたとうとしている。


ベットの近くにあるイスに座り、彼女の頬をソッと撫でる。