精一杯の想いを君に贈る*この想いは君にだけ


「…鈴奈ちゃん。」


叔母さんが、私の滴をソッと指で払ってくれる。


ふふ、なんだか本当のお母さんみたい。


「大丈夫ですよ、叔母さん。

 私は、平気だから。」


私が自然と微笑めば、叔母さんは少し寂しそうな顔で…


「分かったわ。」


コクっと頷いてくれた。