無愛想な声。


冷たい瞳。


えへへ…迷惑そうな顔も好き。


そんなことを思っている私は、かなりの重症なのだろうか。


恋って、不思議。


だって、世界が毎日キラキラして見えるんだもん。


「黒澤くん、今日も素敵です。

って言うか、好きです!好きすぎます!」


「…あっそ。」


「どうしたら、私に落ちてくれますか?」


「…バカなの?

少しは、自分で考えなよ。」



黒澤くんの言葉に思わずむぅっと頬を膨らませる。