悠くん…どうして私のこと忘れちゃったの?


悠くんにとって私は、記憶を消したいほど邪魔な存在だったの?


「…っ、悠くんが私のことを忘れてる…?」


胸がズキズキと痛んだ。


苦しい…息はちゃんと吸っているのに。


「ごめんね、鈴奈ちゃん。

無理に思い出させようとすると、体によくないらしいの…っ。

だから、悠斗のこと……っ…」