精一杯の想いを君に贈る*この想いは君にだけ




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彼女と始めて出逢ったのは、お葬式だった。


俺は、まだその頃中学生になる少し前で


身長だって今より低かったし、声だって今より高かった。


冷めている性格と女嫌いは、相変わらずだったけど。


母さんのお姉さんと義兄さんが亡くなって…


周りの大人は涙を浮かべて、泣いているのに、


彼女は、自分の両親の葬式だと言うのに涙1つ溢してなんかいなかった。