「んー、泳ぐの疲れちゃった。 だから、鈴奈と一緒に貝殻集めしようかな。」 一輝は、私を見ながら優しく笑う。 彼は本当に優しい。 きっと私が一人でつまらなそうにしてたから来てくれたんだろうな。 こんな人が自分の彼氏だったら幸せなんだろうなぁ。 「一輝は好きな人いないの?」 純粋に只々単純に気になった質問だった。 だって、一輝はとっても優しいし、モテるのに。 どうして誰とも付き合わないの? 一輝みたいな優しい人だったら彼女がいたっておかしくないのに。 「えっ!?…ゴホッ…ゴホ…!」