「ふぇっ!?えっと… 私のこと好きになってほしいです!」 照れた様子で話す彼女。 お前さ、俺のどこかいいわけ? 転校してきたばっかで、俺のこと何一つ知らないだろ? どーせ、俺の外見だろ。 出てきそうになった言葉を飲み込んだ代わりに、彼女を冷たく睨み付けた。 「無理。そう言うのめんどくさい。 って言うか、迷惑。」